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安全性が高いと言われる「ポリリン酸ホワイトニング」とは

ポリリン酸ホワイトニングとは

近年、歯を白くするためのホワイトニングをおこなう方が増えています。過酸化水素を主成分とする薬剤を使用するホワイトニングは、濃度や歯のエナメル質の状態によっては知覚過敏や歯や歯茎への痛みが起こる場合があります。そのため、ホワイトニングをしたいけれど痛みが不安で躊躇している方も少なくありません。ホワイトニングに興味があるけれど施術後の痛みが不安な方は、過酸化水素にポリリン酸ナトリウムを混ぜた、「ポリリン酸ホワイトニング」がお勧めです。

ポリリンとは、化学用語の「Poly」(たくさんの)と「リン酸」の2つの言葉が重なった造語です。リン酸は、身体の中に沢山存在しており、歯や骨の主な成分である「リン酸カルシウム」や、細胞の一つひとつの膜である「リン脂質」、生命活動のエネルギー媒介物質である「アデノシン三リン酸」など、様々な場面で活躍しています。そんな生体内に多く存在しているポリリンは、濃度やリン酸の量によって働きが異なります。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには、歯科医院でおこなう「オフィスホワイトニング」と、ご自宅でおこなう「ホームホワイトニング」、この両方を併用しておこなう「デュアルホワイトニング」があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院でおこなうホワイトニングです。過酸化水素を主成分とする薬剤を歯に塗布して、特殊なライトを照射することで歯を白くします。1回の効果が高いため、1度で白い歯を手に入れることができます。しかし色が後戻りをしやすいです。効果は3ヶ月~6ヶ月ほど持続します。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、ご自宅でおこなうホワイトニングです。歯科医院でご自身にあったマウスピースを作製して、ご自身で薬剤をマウスピースに入れて医師から決められた時間歯に装着することで、歯を白くしていく方法です。個人差はありますが、2週間ほどで効果が見られます。白さは6ヶ月~1年ほど持続します。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を併用しておこなうホワイトニングです。ホワイトニングの中でも一番白くなる方法で、白さも1年ほど持続します。ただし、薬剤の濃度が濃いため、歯がしみたり痛む場合もあります。費用はホワイトニングの中でも一番高額になります。

従来のホワイトニングとポリリン酸ホワイトニングの違い

価格

従来のホワイトニングは価格が高額になってしまいます。

ポリリン酸ホワイトニングは1歯につき数百円とリーズナブルな価格で施術することができるため、気軽にホワイトニングをおこなうことができます。

痛み

従来のホワイトニングは、過酸化水素による漂白の際に歯が一時的に脱水状態になってしまいます。また、薬剤の濃度によってエナメル質の内部にまで浸透してしまうことで、歯がしみたり痛みを感じることがあります。

ポリリン酸ホワイトニングでは、脱水状態になった歯が、浸透性・吸着性の強いポリリンとともに過酸化水素を素早く吸収します。さらに、歯の深部まで漂白すると同時にポリリンコーティングによって水分バランスを調整するため、痛みを感じることは非常に少ないです。

色戻り

従来のホワイトニングは、歯をコーティングしていないので施術直後は特に着色しやすいです。

ポリリン酸ホワイトニングは、過酸化水素で歯の着色を落としながら、同時にポリリン酸がステインや歯石をつくことを防ぎ、歯をコーティングするため、白さが長続きします。

施術時間

従来のホワイトニングは、1回約30〜1時間前後の施術時間を要します。また、次回の施術までに1〜3週間の期間が必要になる場合が多いです。

ポリリン酸ホワイトニングは、1回約50分前後の施術時間を要しますが、1日に複数回の施術も可能です。

食事制限

従来のホワイトニングは、施術直後の1〜2日間は特に色の濃いものは食べることができません。

ポリリン酸ホワイトニングは、施術直後でも食事制限は必要ありません。色の強い飲食物も摂ることができます。

施術可能な歯科医院

ホワイトニングは施術可能な医院であればどこでも施術が可能です。
ポリリン酸ホワイトニングは施術可能な歯科医院がまだ少なく、医院が限られてしまいます。

まとめ

ポリリン酸ホワイトニング歯を白くしながら、虫歯や歯周病の予防、知覚過敏を改善することができる新しいホワイトニングです。美しくなることがそのまま健康に繋がりますので、定期的におこなうことをお勧めいたします。

また、近年ポリリン酸を謳うホワイトニングをおこなっているエステサロンもありますが、薬事法上、歯を白くする成分である「過酸化水素水」は利用できないため、歯科医院でのポリリン酸ホワイトニングとは、基本的に違う施術になるので注意しましょう。

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