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最新のマウスピース矯正「インビザライン」とは

インビザラインとは

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するマウスピース型矯正装置を使用する新しい矯正治療で、これまでに世界100ヶ国以上で使用され、700万人以上の患者さんがインビザラインによる矯正治療をおこなっています。(2019年6月現在)

インビザラインでは、歯型採りの際に専用の口腔内スキャナー「iTero element」を使用することで、快適で素早く口腔内のデータを得ることができ、データは3Dデジタル化してコンピューターで確認がおこなえます。また、3Dデジタル化した口腔内データとCTやX線で撮影した画像を基に、「クリンチェック」というコンピューターソフトを使用して、事前に治療開始から治療が終わるまでの歯の動く過程や治療後の歯並びを、コンピューターシミュレーションによって患者さんと一緒に確認することができます。それによって、患者さんが納得した治療計画を立案することができます。この治療計画を基にして、アライン・テクノロジー社でアライナーと呼ばれるマウスピースを作製するのですが、この際にインビザラインでは治療が終わるまでの全てのアライナーを作製するため、治療後の歯型採りの必要がありません。矯正段階に合わせたアライナーは、最初の装着を歯科医院でおこない、医師が装着方法や使用における注意事項などを説明します。アライナーは10日〜2週間ごとに新しいものに交換しますが、2回目以降はご自身で交換するので交換の度に通院する必要もなく、2~3ヶ月に一度程度の通院となります。アライナーを定期的に交換していくことで、徐々に歯を動かしていくことで歯を整えていきます。

インビザラインのメリット

装置が目立ちにくい

インビザラインは、装置が透明で目立ちにくいマウスピース型なので、周囲に矯正治療をおこなっていることが気付かれにくいです。そのため、営業職や接客業などの人前に出ることの多い職業の方や、見た目が気になる方には、口元を気にすることなく治療できるお勧めの矯正方法です。

自由に取り外すことができる

装置がマウスピース型であるインビザラインは、ご自身で自由に取り外すことができます。そのため、食事や歯磨きの際に取り外すことで今まで通りにおこなうことが可能です。また、装置は流水で汚れを落としてから専用の洗浄剤で殺菌できるので、口腔内を清潔に保つことに繋がり、衛生的にも安心です。

一般的な矯正治療よりも痛みや違和感が少ない

一般的なブラケット矯正治療の場合、ブラケットという装置を歯に装着してワイヤーで力を加えながら歯を引っ張ることで歯列を整えるのですが、装置の装着開始時や調整の際に強い痛みを伴うことが多いです。また、特に治療開始時は、装置が口内の粘膜に当たってしまうことで、傷ついたり口内炎ができやすく、口腔内の違和感も感じやすいです。しかし、インビザラインは1枚のアライナーで動かす歯の距離が0.25mmと決められているため、歯に過剰な力がかかりません。それによって、歯が動く際に感じる痛みも比較的少なく、さらに装置の表面が滑らかなので口腔内の違和感も少なめです。

事前に歯の動く過程や最終的な歯並びを確認できる

インビザラインではクリンチェックを使用することで、治療開始の前に矯正治療によって歯並びがどのように動いていき、最終的にどのような歯並びになるのかというのを、コンピューターシミュレーションによってご自身で確認することができます。

ホワイトニングができる

インビザラインは装置がマウスピース型なので、自由に取り外すことができます。そのため、歯科医院でおこなうホワイトニング「オフィスホワイトニング」や、アライナーを使用してご自宅でおこなう「ホームホワイトニング」も可能です。歯列を整えながら、同時に歯も白くすることができるのです。

金属アレルギーの心配がない

一般的なブラケット矯正の場合、装置に金属を使用するため、金属アレルギーの方は使用できません。しかし、インビザラインの装置は体に優しい医療用プラスチックを使用しているので、金属アレルギーの方も安心して使用することができます。

通院回数が少ない

インビザラインでは、アライナーを作製するために必要な歯型の採取は治療前の一回だけで済みます。また、アライナーの交換も2回目以降はご自身でおこなうので、通院の頻度は2~3ヶ月に一度程度と他の矯正治療に比べて少ないです。そのため、忙しくて頻繁に通院できない方にはお勧めの治療方法です。

インビザラインのデメリット

装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない

インビザラインでは、治療計画通りに歯を動かすために、1日20時間以上の装置の装着が必要となります。しかし、取り外しが自由にできるので、外している時間が長かかったり、着脱の癖がついてしまい装着時間が20時間を下回ってしまうと、歯が計画通りに動かず治療が失敗してしまう場合もあります。そのため、決められた装着時間を守るという患者さんの自己管理が重要な治療なのです。

医院によっては治療が受けられない

インビザラインは新しい技術を使用した矯正治療法であることから、豊富な知識や経験、高度な技術が必要となります。そのため、どこの歯科医院でも治療を受けられるというわけではありません。

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